奇跡の映画「JUNK HEAD」の見方
映画にはいろいろな見方があると思う。
ストーリを楽しむもの。
キャストで選ぶもの。
音楽や映像美を重視するもの。
JUNK HEADはその気の遠くなるような制作過程を感じ取って「すげぇなあ」と感嘆する映画だと、今日鑑賞して思った。
というのも、取り立てて真新しいストーリではないし、
完結もしない。
物語を重視する僕個人としては、正直に言って面白い映画、とは言えない作品だった。
でもきっと、この映画は記憶に残る。
もう一度観たいとは思わないけれど、
あの特徴的なキャラクターの造形と音声は数年後でも思い出すことができると思う。
制作に対する努力そのものが一つの奇跡として認知され、そして評価される。
こういう方法もあるのか。
7年と言う歳月をかけて、キャラクターの動き一つ一つを手作業で撮影していった、その根気。
効率を度外視し、採算を考えず、純粋に「楽しいから」作る。
仕事の理想系を見た気がした。
理学療法を技術職として考えた場合、
「学ぶこと」自体を楽しいと思えないと絶対にどこかで行き止まりになる。
こんなもんでいいか、と手を抜きたくなる。
給料や費用対効果、仕事に対する義務感を脇に置いて、純粋に「新しいことを知る」こと自体を楽しみたい。
そんなことを思った。
もう戻れない。オンライン勉強会。
20時〜22時の枠でリハビリに役立つ検査項目の見方、
という勉強会に参加した。
zoomを使ったオンライン研修である。
今日から5週間、毎週土曜日に開催されるものだ。
もちろん、見逃し配信もある。
これがなければ参加していないと思う。
これまで数多くの研修にお金を払って参加してきたけれど、
一度の研修で頭に内容を定着させるのは無理だということに気がついた(ようやく)。
本だったら読み返せばいいけれど、研修ではそれができない。
だから、オンライン研修会は便利だ。多くの運営会社は期間限定ではあるけれど、復習用に動画をアップしてくれるから。
そしてネットフリックスに代表されるサブスクリプションのように、
一度録画した講義は使い回しが効く資産になる。
運営側にとってみれば美味しいはずのこのシステム。
それなのになぜ、今までこのスタイルの勉強会が存在しなかったのか。
研修は対面ありき、という固定観念からなのか、
システムの問題か、
あるいは著作権の問題を気にしていたのか。
いずれにしろ、一度このスタイルに慣れてしまったらもう元には戻れない。
研修会の開催方法にオンラインが加わったことを、僕は歓迎している。
さて。
本当に大事なのはこの後、復習するかどうか、なんだよね。
がんばろう。
日記は感情を書くのが良いらしい。
日記について。
出来事を書いても仕方がないし、誰かに何かを教えられるほど賢くもない。
ただ、何かを発信したいと思った。
しなければいけないと思った。
インプットばかりに精を出していたけれど、
そろそろアウトプット方面に頭を切り替えないといけない時期に来ている気がするから。
もう日付が変わってしまった。
「疼痛」についてここ数日まとめていた記事を本ブログの方にアップした。
もう半年以上手つかずだったブログに。
あらためて記事を書いてみて思うのは、「書くこと」自体がストレス発散になっている、ということと、
「まとめる」ことで自然と記憶に残りやすくなる、ということ。
当たり前といえば当たり前だし、知識としては知っていた。
何度となく試してもみた。
でも続かない。
原因ははっきりしないが、一つ確実に言えるのは完璧主義が災いしているということだ。
記事の体裁を整えることにやっきになって、まだいもしない読者に媚を売って。
あわよくば、副収入になるかもしれないと期待して。
戦略的にブログを構築しようとすると、完璧主義な自分が頭をもたげてきて結局途中で嫌になってしまう。
だから、とりあえず続けることを大前提に記事を書いてみることにする。
こっちのブログはその副産物だ。
日記に近いものを書きたいと思ったとき、こっちに投稿しようと思う。
さあ。
はじまりはじまり。